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古今類聚常陸国誌

古今類聚常陸国誌こきんるいじゅうひたちのこくし

万葉の「歌書に謂う所の那古曾の関」とあります。

現常磐線の脇にある「斫通きりとおし関」は、新道であって名古曽関趾は「これより山上七、八町のところにある」と明記されています。

原著は毛筆三巻で1667年に大日本史の編者、小宅生順によってまとめられています。

当研究会所蔵本は、明治三十五年に、活版印刷された『古今類聚常陸国誌』になります。

頭注には明治三十五年に出版された『新編常陸国誌』からとった説明文が使われています。

水戸藩の地理学は、何百年もの時を過ぎても後輩へと受け継がれていっていることがわかります。