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7. 菊多(田)の関は、どこにあったのですか。

常陸国と陸奥国の境にあったことは、白河の関や鼠(ねず)ヶ関からもわかります。

又、酒井という地名や官道の幅員、最初の駅家(えきか・うまや)、それと徒歩者用の近道、勘過と検判等を考慮し、大高(おおだか)の郡(こおり)役所や酒井の駅家と思われる付近を含む九面(ここづら)浜から出蔵(いでくら)までの国境全山を菊多の関と捉えています。古来、剗は国境に造るものと言われています。白河、鼠ヶ関、鈴鹿、みな同様です。一刻も早く発掘調査されることを望むものです。