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東奥紀行

東奥紀行とうおうきこう

宝暦十(1760)年、水戸を出発し、塩釜や松島などの名所を訪れた際の紀行文。

「幾世橋 馬場氏図書印」とあるので、名家の馬場家の所蔵だったことがわかります。浪江町にも貴重な馬場家文書があります。

頭注に「名古曽関 一作 勿来 莫越」とあります。

これによって、当初「勿来」は長久保赤水がいわきの名古曽の関に付けた創作造語だと捉えていましたが、その100年前に同じ水戸彰考館内で使われていたことが分かりました。本著の一作は、彰考館で創作したことを示すものと訂正します。

長久保赤水の著で1792年、甥の中行ちゅうこうが刊行しました。ともに小石川にいるときに作られました。

本書は、江戸時代の版刻原書です。